歯のために注意が必要な飲み物は?
こんにちは。たけべ歯科スタッフです🍀
まだ梅雨明けはしていないものの、すでに夏の暑さ!
この時期は水分補給が大切ということで、今日は、歯の観点で見た飲み物についてのお話です。
お店の飲み物売り場を見ると、甘いもの、酸っぱいもの、苦いものなどなどたくさんの種類がありますが、歯の健康のために注意が必要なものは何でしょうか?
結論から言うと
・糖分はむし歯のエサになる
・酸性は歯を溶かしてしまう
ということから、歯にとって良くないのは、「糖分が含まれるもの」と「酸性のもの」です。
酸性については少し想像しにくいかもしれませんね。
普段口の中は、酸性度を表すph値で言うと7.0近辺。これはほぼ中性ということです。
この値が5.5以下になると歯が溶け始めると言われています。
オレンジジュースなどの柑橘系フルーツジュースはph4.5、スポーツドリンクはph3.5で、それぞれ糖分も多く含まれています。
またこのような、酸味に糖分がたくさん入っているものに炭酸も加わった飲み物となると、更に注意が必要と言えます。
でも、色々なおいしい飲み物を飲みたいですよね!
フルーツジュースにしても、ビタミン等身体に良い成分ももちろん含まれています。
ですので、歯の健康ために ”飲んではいけない” ということではなく、飲み方を工夫しましょう!
- 時間を決めて飲み切る
- お茶や水を追加で飲んだり、うがいや歯みがきをする
といったことを、何となく覚えていてください😉
ダラダラと飲み続けると、お口の中は唾液で中和されるタイミングがなく酸性に傾いたままになって、歯が溶けやすい状態が続いてしまいます。ですが、上の2点を意識するだけでも違いますよ!
しっかりと水分補給をして、今年の夏を楽しく過ごしましょう🍉